2015年1月10日土曜日

ロシアのおはなし・うた・なぞなぞ

ふぉりくろーる。のロシア絵本展
「ロシアのおはなし・うた・なぞなぞ」
2015年1月9日(金)〜1月25日(日)
中目黒dessin|デッサン

ふぉりくろーる。のロシア絵本展「ロシアのおはなし・うた・なぞなぞ」、中目黒dessinさんで昨日無事にスタートしました。
在廊させて頂いていたんですが、たくさんの方にお越しいただいて、とてもよい雰囲気の中、良いスタートが出来ました。
ほんとうは、始まる前にエントリーを起こしておきたかったんですが、会期が始まってからになってしまいました。すいません。。
会期中なのに、どこかまとめ的になっちゃうかもですが、今回のイベントの目玉といいますかテーマといいますか、やりたいと思っていたことをここでいったん書きたいと思います。



今回のテーマは「ロシアのおはなし・うた・なぞなぞ」です。
いままであまりテーマというのに拘ったやり方をしてきていなかったんですが、今回はちょっぴり拘りを入れてみたくなって。
それで、この「おはなし・うた・なぞなぞ」、実はこれ、むかしロシアの絵本に実際にあるジャンルで、要するに文学ジャンルってことになるんですが、どうも、ふぉりくろーる。が良い絵本だと思って集めるものは結構このジャンルのものが多いんだなぁってことに改めて気がついて。
やっぱりフォークロアの持つ魅力が、画家を刺激して、いや、画家が持ち合わせていたフォークロアな詩魂と響きあって、魅力的な挿絵を生み、その響きあいを伝えるのに相応しい本の様態がある、それがうまく達成されたとき、詩的な魅力をつよく感じさせるものになっているんじゃないかなって思い、それを強く感じられるものをちゃんと選んだ、そんな内容になっていると思います。(軽い自負・・)

ひとことで詩的、と言っても、それをどう感じるかというのはご覧になる皆さん一人ひとりの感覚のことなので、こういうものですというふうにご紹介するのはなかなか難しい物がありますが、選ぶときに最低限意識したのは、すごく深い、とか、とっても遠くまで続いているとか、そういう感覚を大事にしたつもりです。


イーゴリ・エルショフとクセーニャ・エルショヴァ父娘の挿絵本。
むかしばなしの世界をこんなふうに描いてもらえたら、もうそんな世界の住人になってしまうし、そしたらこっちの世界にはもう戻ってこれなくなってしまうかもしれない、そんなあやうい陶酔を誘う絵本たちです。

ガリーナ・スコーチナの挿絵本。
わらべうたって、日本だったら、ずいずいずっころばしごまみそずい、とか、ですよね。
ナンセンスなことばのむこうに覗く豊かな遊びの世界。ルボークやイコンといった高度な洗練やリアリズムとはまた違う、原初的で、どこか人懐こくて暖かい、画家はそんな世界を垣間見させてくれています。

ダーヴィト・ハイキンの挿絵本。
中央アジアの国々のエキゾチックな詩世界を、可愛らしくも不思議な異世界感溢れる絵本にしてくれています。ロシアはこんなアジアな部分も裡に抱えているんですよね。


今月25日(日)まで会期は続きます。
からっ風吹き付ける冬の寒さが滲みる時期ではありますが、中目黒という場所もお足運び頂きやすいと思いますし、寒さや冷たさの中で出会う暖かさのぬくもりとよろこびが、この会を通じて皆さんに沸き起こったりしたら、それはすごく素敵なことだな嬉しいなって思うんです。






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ふぉりくろーる。
folklor.jp
email: info★folklor.jp(★を@に)

023-0851
岩手県奥州市水沢区南町2-17
tel&fax: 0197-47-5539

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2014年12月27日土曜日

新しい一年に向けて

12月6日から行ってきました、星冬祭。
お陰様でご好評いただき、29日まで会期延長させていただいております。
また、昨夜には、祝い品の数々をオンラインでの販売を始めたところですが、こちらもたいへんなご好評を頂いており、あらためて、イーハトヴのつくりべのみなさんの想いの詰まった品々の魅力に感じ入っているところです。
まだ祝い品はございます。
この冬の空の恒星のひとつひとつと同じ質量、おなじ輝きの品々、ぜひお手にとって頂きたいと思います。

第一回 星冬祭、オンライン販売ページ




それから、事務的なご案内になりますが、年内のオープンは星冬祭の開催日程とおなじく29日(月)までとさせていただきます。
オンライン販売の発送につきましても29日が年内最終日となります。
29日の午後3時までにお支払いの確認がとれなかった場合は年明け4日以降となりますので、ご了承のほどよろしくお願いいたします。

また、新年は三が日はお休みを頂いて、最初のオープンは1月4日(日)11時からになります。
以下に箇条書きでまとめておきますね。

12月
27日(土)・・・このエントリの登録日。通常営業。
28日(日)・・・通常営業。
29日(月)・・・星冬祭、年内営業、ともに最終日。通販発送最終日。
30日(火)・・・休業日。
31日(水)・・・休業日。

1月
1日(木)・・・休業日。
2日(金)・・・休業日。
3日(土)・・・休業日。
4日(日)・・・通常営業。通販発送再開。


あわせて、1月のスケジュールも公開しておりますので、こちらもご覧いただければと思います。
→ 2015年1月の営業カレンダー by Googleカレンダー
※年末年始、イベントとの関係で前半はお休みが多くなっていますのでご注意下さい。





この地での二年目は、これまでやってきた、むかしロシアの絵本の魅力をお伝えすることを、より深く、より広く、より楽しんでやっていきたいと思いますし、同時に、ふぉりくろーる。のある水沢、奥州、岩手、東北の魅力というものを、人との出会いや繋がり、自然や風景や伝統を通してしっかり感じとりながら、ふぉりくろーる。の店名の語源であるフォークロアの名のとおり、少しずつでも語り始めて行きたいと思っているところです。
それって、きっと、まだよちよち歩きも始まっていないわたしたちが、ようやく何かを語ってみたいと思える何か、モノ・コトの端緒にようやく辿り着いた、ということなのかもしれません。
新しい一年、お付き合いいただけたら幸いです。



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2014年12月9日火曜日

星冬祭、つくりべのご紹介「白雪小箱(しらゆきこばこ)」

星冬祭、つくりべのご紹介、最後の4人目は白雪小箱さんです。

フェルトをベースに、糸、ビーズ、スパンコール、レース、本物の羽毛などの繊細な素材を細やかな針仕事で縫いつけてゆく作風は、一品ひとしなに本物の動物の魂が吹きこまれてあるかのよう。
岩手の豊かな自然と、たくさんの動物達に囲まれて暮らすなかで培われた、彼女の眼差しの先には、可愛らしさの奥に佇む動物たちや自然のきびしさやたくましさも捉えているように思います。

今回は、賢治さんの童話やむかしロシアの絵本のエッセンスをそれぞれ素晴らしいブローチに仕立ててくださいました。
ディスプレイしているうちに、これはきっと白雪小箱の箱庭宇宙の星図に違いない、その世界観にしびれました。
真っ白い雪と、輝く満点の星空。
くすんだふぉりくろーる。の壁に掲げたむこうに、何億光年も隔てられた無数の恒星のシグナルが見えるようです。


星冬祭、白雪小箱の箱庭宇宙、全星図。

星になったよだか。氷窒素の世界で、すきとおり、気の遠くなるような過去を突き抜け、すべての恒星のなかまいりをしたさいごの姿です。

白鳥の停車場。こないだ、岩手にも白鳥たちが飛来していました。ロシアと岩手の空を行き来する、美しい鳥たち。ジョバンニとカムパネルラもあこがれのまなざしで見送ったのでしょう。

本物のような存在感のよだか。ずんぐりむっくりうずくまって、伐採跡地に拵えた巣のなかで抱卵しているんでしょうか。星になったよだかといっしょにしたときのイメージの飛翔、リアルとデフォルメのギャップがよくわかります。白雪小箱の魅力のひとつだと思います。

むかしロシアの絵本の中から出てきたような、フラットなデザインのネコさんとキツネさん。それぞれ手に雪の結晶を携えて、星冬の祝いのために召喚された精霊のようです。



祝い祭りのはじまった6日から4日連続、4人のつくりべの方々とその祝い品をご紹介してきました。
もうすでに、いくつかの品々はお越しくださったみなさんの元に。
ですが、ひきつづき、岩手水沢に開かれたイーハトヴとの境界で、星と冬のかがやきのかけらたちがみなさんのお越しをお待ちしております。


第一回 星冬祭、白雪小箱をはじめ、КОШКА、POLICO、menkegumaの祝の品々、いずれも一点ずつしか存在しない、またとない祝いの品ばかりです。
引き続き、祝い品のひとつひとつを少しずつご紹介してまいりますが、ぜひ、実物を手にとって見てください。
イーハトヴのポエジーを感じにいらして下さい。
北国岩手まで、時間旅行を楽しんでいただけたら幸いです。



イーハトヴのつくりべたちによる
星と冬の祝い祭り
『第一回 星冬祭』

於 ふぉりくろーる。イーハトヴ店
自 西暦二〇一四年十二月六日
至 西暦二〇一四年十二月二三日



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ふぉりくろーる。
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2014年12月8日月曜日

星冬祭、つくりべのご紹介「menkeguma(めんけぐま)」

menkeguma(めんけぐま)とは、岩手の言葉でかわいいくまさん。

彼女が即興でつくったお話から生まれるゆるカワなゆびにんぎょうさんたちは、どれもほっこりする表情で、まるで見て触れる絵本のよう。

今回は、賢治さんのお話、ロシアの昔話に基づいたおにんぎょうさんと、星冬祭というイメージからインスパイアされたオリジナルなストーリーに拠るゆびにんぎょうさんたちが集まってくれました。

天あまの川がわの西の岸にすぎなの胞子ほどの小さな二つの星にすむチュンセ童子とポウセ童子。賢治さんの童話、双子の星から。

こちらは雪の女王。大きな氷の盾が威厳ありげで、でもやっぱりゆるカワで(^^)。アナ雪のエルサよろしく、青いマントを空に翻したりするんでしょうか。

天の川でお料理するお母さんネコちゃんのようなゆびにんぎょうさん。自分で拵えた料理に舌なめずりしてるみたい(^^)

一足お先に冬を越えた春の野の花三姉妹さん。瑞々しさとゆるカワさが不思議なバランスです。



第一回 星冬祭、menkegumaの祝の品々、いずれも一点ずつしか存在しない、またとない逸品ばかりです。
ぜひ、実物を手にとって見てください。
イーハトヴのポエジーを感じて下さい。


イーハトヴのつくりべたちによる
星と冬の祝い祭り
『第一回 星冬祭』

於 ふぉりくろーる。イーハトヴ店
自 西暦二〇一四年十二月六日
至 西暦二〇一四年十二月二三日



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2014年12月7日日曜日

星冬祭、つくりべのご紹介「POLICO(ポリコ)」

POLICO、Tanya Atanya by polico、Que redo redo (ex.POLICO.h)の3つのラインで木製アクセサリーを制作するアーティスト、マキさんは、多方面から常にひっぱりだこな多面体さん。

彼女の作品は、いずれもウッドバーニングという木の板の表面を焦がしながら描くスタイルで製作されるもの。木の焦げ目の濃淡が醸す風合いと、カラフルなイラストが重なって、可愛らしくもどこか懐かしい乙女の心象世界をかたどっています。

今回、星冬祭では、POLICO名義でのブローチをたくさん拵えてくださいました。
お気に入りの物語は色々あるそうですが、彼女にとって賢治さんのイメージは星空と冬なんだそう。
「ジリジリと暑いわけでもなく、ギラギラと眩しいわけでもない、ひんやりと静かな世界。耳を澄ますとひそひそ聞こえる動物たちの噂話。チカチカ星が輝く音。ロシアの冬も賢治の世界と繋がってるんじゃないかな?今回は、夢の中のような、でも現実にそこにいるような、賢治とロシアの星空と冬の世界をアクセサリーで表現できたらな、と思っています。」
そう語る彼女の、夢と現実がかさなった場所、それはイーハトヴと岩手水沢をつなぐ場所、ふぉりくろーる。のなかにあらわれているんだと思います。

賢治さんの不朽の名作よだかの星。POLICOのよだかもどこか笑っているような表情です。星冬祭にかかせない、つめたくやさしい世界の象りです。

賢治さんモチーフのブローチたち。切り抜いたカタチから垣間見るイーハトヴの美しい冬景色。雪わたり、チャンガチャンガ馬コ、ふたごの星。あどけないお話たち。 

ロシアモチーフのブローチたち。ベレスタを思わせる飾り枠、ロシアの古い木のお家。動物や女の子たちがまるで木のなかで暮らしているみたいな存在感。いまにもアニメイトして動き出しそうです。

スネグーラチカちゃんと雪ん子ちゃん、ロシアと東北のゆきむすめたち。目の色はちがっても、つめたさのなかに宿るこころのぬくもりをひとしく象徴しています。すらっとしたスネグーラチカちゃんもべっぴんさんだし、雪ん子ちゃんのうちまた感もこれまた可愛い(^^)

第一回 星冬祭、POLICOの祝の品々、いずれも一点ずつしか存在しない、またとない逸品ばかりです。
ぜひ、実物を手にとって見てください。
イーハトヴのポエジーを感じて下さい。


イーハトヴのつくりべたちによる
星と冬の祝い祭り
『第一回 星冬祭』

於 ふぉりくろーる。イーハトヴ店
自 西暦二〇一四年十二月六日
至 西暦二〇一四年十二月二三日



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