2013年5月24日金曜日

東京蚤の市 出品商品のご紹介その3

いよいよ明日からとなりました東京蚤の市!
今回は1,000点ちかい商品をお持ちしますよ~
これまでで最も大きな規模、当社比140%増量にてやらせていただくカタチです。
どうぞご期待下さい~

というわけで、東京蚤の市出品商品のご紹介、第3弾は、1950~60年代のデトギス社の訳アリ絵本、大特価で放出、の巻。

デトギス社とは、1933年に国策で誕生した出版社で、ユーリー・ヴァスネツォフをはじめ、才能のある画家達とともにこども向けの本を作り続けている所謂ロシアの老舗出版社なわけですが、60年代までに発行されたデトギス社の絵本は、紙質、印刷の質、ブックデザインなど、どれをとってもクラクラするような出来栄えで、私たちはかな~り一目を置いているわけでして。
例えば、ウェブショップでもデトギス社の本というコーナーを設けていて、他の絵本とは少し線を引いた扱いをしたりしております。
そんなデトギスの50~60年代の絵本のうち、コンディション上、正規に商品化するのが難しいと思われるものを、今回の東京蚤の市で敢えて目玉商品と位置づけました!
コンディションの良好なものはやはり希少で、どうしても入手する上で高価になりがちなもの。でも、例え難アリのものでも古いデトギスはやっぱり古くて素晴らしいデトギスなのデス。
であれば、お求めやすいお値段で手にとっていただいて、その質感を味わっていただくのがいいのではないかと思い決定いたしました。

例えばこちら、1955年発行パホーモフ画『フィリップ坊や』のページ。巨匠の繊細な鉛筆のタッチがリアルな質感で迫ってきます。

こちらはチャルーシンの名作『犬のトムカ』。1957年発行。特色をかさねて皮のバックの質感がものすごい味になっています。

剥がれや破れなど大きな棄損があるものの、中身の印刷や紙の風合いはしっかり味わうことが出来ます。
この機会にぜひ、デトギス社と当時の画家達の仕事を近くに感じていただければと思います。

また、ほかにもページのみになってしまった絵本や、切り取りがあったり、落書きがひどかったりで通常の商品化から漏れてしまった絵本たちも、ワケあり難アリ商品として大放出致します。
コラージュとして、ハギレをお使いいただくなど、楽しみ方はいろいろあるかと思います。

どうぞお楽しみに!




※Webショップは23日(木)~27日(月)までお休みです。

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第3回東京蚤の市
http://tokyonominoichi.com/

2013年5月25日(土) > 5月26日(日)
open 11:00
close 17:00
@東京オーヴァル京王閣
入場料300円(小学生まで無料)


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